進学のこと
はやいものでもう次年度のことを考えなければならないという状況になりました。
理想としてはこのままイギリス、ケンブリッジで博士に進むこと。
でも、まずお金がない!そう。1年間£30000以上かかってしまうこの大学に1年ならまだしも、もう3年…となると無理です。
宝くじでもあてないと…
かといって奨学金が確実にもらえるわけでもない。
PhDをとったところでその後の人生がばら色になるわけではない。
医師免許と違って、投資しただけのリターンがある世界ではないんです。
今回、幸運にも一部奨学金がもらえて学費は半額になったのだけれど、結局滞在費が高いのでやっぱりカツカツ。
そうなるとさらに3年というのは全額免除+居住費といういわゆるfull Fundingでなければ厳しい。
かといって国内に戻るか…といわれるとこれまたつらい。
修士時代干されに干されまくって干物化した私に戻る土壌があるのか…
ましてや当時の指導教員(これまた非常に非常に放任主義でことなかれ主義だった)が退官!!!
まさに四面楚歌。そう。国内の博士に行ってもその後の確約はない。
ふざけた(干してくれた!)母校は留学が決まったとたん、しれっと「向こうでしかっり研究して、箔つけて帰ってきてね!研究所用意してるから!!!!」となんともなんともまあなんともうれしいお言葉←棒読み。
つまり翻訳すると「あんたのこと面倒見る気はさらさらないけどさ、広告にできるような海外での学位取れたら戻って来いよ。」ってことでしょうか。それとも「とりあえず、結果だけよこせよ!」ってことでしょうか。
さわやかスマイルで「はい!ありがとうございます。頑張ります!」と模範解答。
で、案の定、博士進学で悩んでるといった内容をかましてみたら「うちで研究者を育てる環境は整ってないから、他で博士をとるのがいいんじゃない?それから戻ってきてもいいんだし」
えーと。戻るの前提?面倒もろくすっぽみずに育ったら戻って来いと。
あのね、恩があるからFランクだろうと腐れ大学だろうと戻りたいって思うの。
でも、面倒は見ない、さんざん馬鹿にして干しといたくせに戻ってきてもいいよ。とは…
あーあーあー
文句言わないって決めたのに。思いっきり愚痴ってる(笑)
そういえば去年の今頃も同じ悩みを抱えて行き詰ってたなぁ。
そう!Full Fundingと博士の合格両方手に入れればいいんだけどね!