日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

自己評価と他者評価と

先日、授業で日本はどちらかというと他人からの評価を重視しがちだ。
という発言をさせていただいた。

最近思う。私も立派に他者の評価を気にしすぎていたなぁと

一度でも自分のために頑張ったことあったかなぁ。
とにかく誰かに認めてもらいたくて、まぁいわゆる構ってちゃんです。

学部での交換留学でも学部から唯一つかみ取ったチャンスだった
二年連続で懸賞論文入賞したり、
大学院入試でダントツトップで入学したり

でもね、だれもほめてくれなかった。自分も含めてだれも

小学校、中学校とスポーツもできて勉強もいつもトップで社交的な姉がいて
高校も県内一の高校に受かってて
いっつもコンプレックスだった

親は表立って比較はしなかったけれど
でもわかるの。だってほめてもらえないんだもん
実際バカだって思われてたし

高校は姉と一緒がいやだったから学区外のだれも知らない高校を選んだ。
高校入って勉強がいやになった姉とは対照的に私は勉強が好きになって成績が上がって
いつの間にか姉を追い越していたけれど
心は満たされない

自分の周りには常に私より賢い優秀な人がいる
比べるわけではない
でも、私を見てほしい

ただそれだけ。

メールが返ってこないこと、出身大学で干されたこと
ケンブリッジに入学できたら、ケンブリッジで学位取れたら、
きっと認めてもらええると思ってた。
ちやほやされたいんじゃないの。でも…気にかけてほしかった
言葉じゃない。態度で示してほしい。

「すずめさんは優秀だから。いちいち声かけなくても自分でできるもん」
「すずめさんはちゃんとしてるから、信頼してるんだよ」
「すずめさんなら一人でも大丈夫でしょう」

優秀なんかじゃないよ
ちゃんとなんかできてない
一人で大丈夫なわけないじゃん

いっつも笑顔で強く見せてるだけなんだよ
一人で不安で何にもできなくて
だけど他人に弱さを見せられるほど強さも余裕もないんだよ

そろそろ自分だけでも自分を認めてほめてあげたいけれど
やっぱり自己評価って他人の評価の裏付けがないと…

いつになったら認められるのだろう