日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

甘えと自立

どうやら近々奨学金が振り込まれるようです。
とはいっても満額ではく一部です。
奨学金の大半を今後の寮費にしてほしいと頼んだからなのです。

全額自己(といっても親のですが)負担を覚悟だったので一部奨学金の一部振込みでもうれしいものです。

さて奨学金と言えばPhd.そう。出願しないよ。と決めたPhDです。
なんでなんでとクラスメートに言われるけれどまあ「奨学金がもらえないから」と言ってあります。
←嘘じゃないんです。
奨学金応募に必要な推薦状を依頼した先生と連絡が取れないんです。
つまり「奨学金に応募なできない」ため絶対に「奨学金がもらえない」のです。

それも一因(というか主因)なのですが、やはり「甘えたくないから」なんですよね。
突き詰めて考えたらこれしかない。
今のままPhDに出願して、万が一Full Fundもらって進学して
そのあと、就職(研究職)がなかったら?

たぶん私、今のままじゃ「誰か」のせいにしてしまう。
今でも「先生が留学しろって言ってたから頑張ったのに、留学しても連絡すらくれない!」と思っちゃってるわけですよ。
で、3年後も絶対に先生たちとの関係性って変わらないんですよ。
だから「先生たちに言われた通り、PhDまで行ってハクつけたのに、なんにもしてくれない!」
「箔つけてきたらポストは用意するよ!って言ってたのに何にもしてくれない。失敗したのは先生たちのせいだ」
って口で言わないにしても絶対に思ってしまうと思うのです。

だから、いったん出願見送って、自分で自分の力だけで決めた進路で結果を出してみたいな。
と…。
もちろん受かる保証もないし、いやむしろ受からないだろうってくらいの国家公務員総合職だけれど、
でもそれしかない気がするのです。
誰かの紹介で国内の大学院に進学したとしても、それはそれでその人のせいにしてしまう気がする。

実際、公務員試験にしても「あのとき先生たちが相談に乗ってくれなったせいだ!」と言い訳できるのでしょうけれど、
その時のためにPhDはとっておこうかな…なんて。

今回の「PhDへの出願見送ります」がある種の賭けでした。
でもね、結局返信ないの。つまりPhDへ行こうが、戻ってこようが彼らには興味がないってことなんだなぁ。と
寂しいいけれどこれが現実。
まぁそもそもそこまで期待されるような人材でもないか(笑)

あぁ。本当になんで留学来たんだろう。
私がやりたかったことって本当に今やってることなのかなぁ。

年内、帰国したとき大学行って本当に気持ちに整理付けてこよう。
ちゃんと先生たちと向き合って、決別するんだ。
中途半端に期待したり、それで裏切られた気持ちになったり。
一人で一喜一憂しているのが一番ダメだから、そこには居場所がないとはっきりとしっかりと認識してこよう。
自分なりに落とし前つけたら、きっともう一回頑張れるような気がする。

恨み節は言わないつもり。でも不満に思っていたことは伝えてこようかな。
最後だろうし。
冷静に、客観的に…ね。