日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

わかってないな…

今日もまた、毒を吐いてしまいたい。

留学が決まった時、ある先生に報告に行きました。
その先生と話して帰るというとき、
「しかし、強いなぁ。いつからそんなに強くなったの?子供のころから?
俺だったらあきらめちゃうよ。すぐに。」と言われました。

笑顔で「強くなんかないですよ」と答えたら
「そうだね。本当に強い人は泣きながらでも頑張る人だよな」と言われました。

「泣きながらでも頑張る人」か…
この人、なんも分かってないんだなぁって思いました。
笑顔でいる人が過去にもずっと笑顔でいたと思う?

2年間、誰からも助けをもらえなくて一体どれだけ泣いたと思ってるの?
今、笑顔だったらそれですべて過去の涙が消えるわけじゃないの。
泣いて、自暴自棄になってそれでも「助けて」って言えないから
人前では頑張って笑顔を作ってるんだよ。

高校の時、一人だけ、ある先生だけが見抜いてくれた
「お前はいっつも、大丈夫だってあっけらかんとして見せるけど、そういうやつが一番危なっかしいんだ。
つらい。やめたいって弱音を吐けないから。無理しすぎるんだ」って
いやその先生が悩みを見抜いたわけでも解決してくれたわけでもないの。

でも私が本当に心から「平気」「大丈夫」って思ってないってことを理解してくれただけでうれしかった。
ちょっとだけ救われた。

いつだって自分で頑張ってきて乗り越えてきたらいつしか
「一人で大丈夫」な人だと思われている。
本当はね、全然そうじゃないの。
毎晩落ち込んで、死にたくなって。でも行動にも移せなくて
泣くしかできなくて。でも朝が来て誰かと会うとなぜか笑顔で大丈夫!って言ってしまう。
悩んでいる自分なんて見せたくない。

そうやって生きてきた私は「強い」わけじゃない。
本当に強い人っていうのはね、泣きながら頑張る人でもなくて
しんどい時に「つらい」って言える人。
素直に自分の悩みを相談できる人なんだよ。

今高校の時の先生に会えたらなんて話するかな?
また「本当に平気か?」って言われちゃうんだろうな。
そういう真の姿を見れる人になりたいなぁ。