あきらめることのむずかしさ
今年度、PhDへの出願を見送った
だから10月からPhD課程は転がっても逆立ちしても入れない
当たり前のこと。
でも、見送るっていうことはほとんどあきらめたということ。
もちろん財政面が主因であったのは確か
けれどそれ以上に指導教員に「次年度は見送るべき」といわれたこと
名目上は「まだ実績がなく、奨学金を取るのが難しいから」
でもたぶん本音は「PhDに進むだけの能力がないから」
ということだと思う。
英語力も学力もひっくるめてすべて。
たった数か月でも一流の人が見れば成功するかどうかなんて一目瞭然なんだろうな
悔しいけど引導を渡されたんだと思うの
少なくともここ(Cambridge)では残るべき・残れる人材ではないということ
それでも研究者の道はあきらめたくない
ひとつづつひとつづつ道は消えていくようにかんじるけれど、
進むべき道は1つだけなのだから、残った道が必要な道
そう思って一つ一つ目の前にあ「やるべきこと」をこなすしかない
一度志した道をあきらめるのはすごく勇気のいること
でもあきらめる勇気は頑張ったからこそ生まれるのだろうな
妥協としてでなく、選択肢として「あきらめる」ことを選ぶむずかしさ
いつかこれが最善だった!って思えればそれでいい