日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

ターニングポイント

私のターニングポイントはどうやらイギリスにあるようです。

はじめてのイギリス長期留学は大学学部3回生の時だったのですが、
中学の時から目指していた検察官という進路をイギリス留学中に変えました。

それはそれは悩みました。ずっと目指してきた検察官という夢を捨てて法学研究科への転向。
ロースクール→司法試験という難関からの逃げじゃないのか?と思ったり。

でも一度決心したら揺るがなかった。
あれから6年。
再びイギリスに来て方向転換しようとしています。

しがみついてきたPhDへの進学から国家公務員研究職への転向。
本当に後悔がないのか、ただの逃げなんじゃないのか
そう思う自分もいます。
だけど、後ろ盾がない以上、奨学金も取れず、その先の進路も見えない。
ならばいっそ賭けに出ようじゃないかと。

年齢制限がある以上、チャンスは1回。何としても受からないといけない。
背水の陣であることは公務員試験もPhDも同じ。
でも受かった後に職の保証があるのは公務。そしてうまくいけば研究職に就ける。

一か八か自分の直観を信じてみよう。
PhDではなく、公務員試験を選択。

イギリスにいると頼れる人がいない。
自分で考えて答えを出さなきゃいけない。
だからターニングポイントになるのだろうな。

内心もっと早くに決心すべきだったなぁと思ったり。
でもね、本当は2年前に公務員試験に変えたいって言ったことがあったの。
その時当時の指導教官に「右往左往するな。」と言われあきらめた。
受かったのに音沙汰なしなんじゃもういいかなってことで今度こそそちらの選択肢を選びます。