日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

パンケーキDay

昨日…というか火曜日はパンケーキデイという日でした。
なんでも復活祭の断食に向け脂質の高いものを食べて備えたのが始まりとかなんとか…

それでなくても甘いものばかりを食べている生活なので自重。
せっかく去年ダイエットに成功したのに…

それはそうと、イギリスに来て半年。家族と毎日Skypeで話しているものの、
基本は英語生活。これまでの留学は日本人がたくさんいた環境だったので、例えば授業の合間にも日本語、
寮に帰っても日本語だったのです。
でも、寮(Graduateハウス)にも研究所にも日本人が一人。
友達作るのが苦手で一人でいることのほうが多い私でも自然と英語を使う環境にいる。

もちろん、まだまだ流暢な英語には程遠いのだろうけど、でも夏に比べたら、いや研究生活が始まったころから比べたら
上達しているように感じる。
まだまだDiscussionに割り込んだり、流暢な方々の会話に入ることは難しいし、抵抗がある。
それでも、1対1だったり、リラックスしているときはちゃんと喋れていると思う。

今期(Lent Term)に入って英語ができない!っていうストレスからは解放された気がする。
それは英語が上達したんじゃなくて、
「英語が流暢でなくてもいいや。私がネイティブ並みにしゃべれることは不可能だし、それは目指すとこじゃない」
と思えたこと。
そして何より
「だれも私に期待なんてしてない」って思えたの。
一見、すごくネガティブな発想なんだけど、私にはすごくポジティブな発想。

今まではどこかで
  自分は一番じゃなきゃだめ
  もっともっとレベルの高いことを求められてるんだ
  期待に応えなきゃ
っていう、勝手なプレッシャーがあったと思う
  ここのレベルなら主席であたりまえ
  できて当たり前
  こんな程度しかできない?
そういう感じだったし、そう見られているんだという感があった

それがないの
何をやっても、どのレベルでも失望されない自由!
精神的にすごく楽。
自分のボーダーラインを下げるっていうわけではないのだけど、
やりたいことをやりたいといって、
やれる範囲でやれるだけ頑張るって
背伸びしないで済むっていうのが、すごくうれしい

認められたいじゃなくて、
やりたいからやる。それを見守ってくれて、困ったときは助けてくれる
そんな今の環境がすごくうれしい

そうそう。
出身校がまたストレスを与えてくれたみたいだけど
もういいやって思えるようになった。
彼らの冷遇のおかげで今ここにいれるんだって思ったら感謝の念さえ感じるようになった。

あと半年でケンブリッジの修論提出。
きっとあっという間。その間にできる限りすべてのことを吸収したい。