日々是好日。

つれづれなるまゝに、日ぐらし画面に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

英国医療事情 その2

昨日も書きましたが…
人生初の結膜炎(らしきもの)。

痛くもかゆくもないのだけど
鏡を見るたびに充血した瞳を見るのがいや
そして会う人会う人に
「目、大丈夫?」と聞かれると他人のためにも治すべきなんじゃないか
という結論に至り、本日Bootsに目薬(Eye Drops)を買いに行きました。

結膜炎用の目薬を探していたのだけど
そもそも目薬がない!!!
ネットでは売ってたしあるはず…

普段からうろついているGround Floor(日本でいう1階)を目を凝らして探してもない。
片隅に「More health care goods on the first floor」という看板。

あーFirst floor(日本でいう2階)がPharmacy(薬局)だからそこにあるのかも!
とFirst floorへ。
First floorの奥の奥にちょこっとEye careコーナーが
目薬(Eye Drops)と軟膏(Ointment)が数種類…

ほとんどがDry eye用でした。
Dry eyeも確かに心当たりがあるのだけど、今回ばかりは結膜炎なの。
そんな中、棚の上のほうに商品プレートが…
3種類あって2つは軟膏(Ointment)で1つだけ目薬(Drops)タイプ。
そのDropsはどうやら結膜炎用らしい

ちなみに結膜炎は英語でConjunctivitisといいます。
プレートを見ると”Only purchase at pharmacy counter”と…
つまり対面販売だけよ!ってこと。

日本でいうところの「医薬品第1類」だっけ?薬剤師さんがいるときじゃないと買えないやつ。
で、仕方ないからそのプレートもってCounter行ったら
薬剤師のおばちゃん「あなたが使うの?」と
右目を指して「充血してるでしょう?これ結膜炎だと思うのよね。だし、それが欲しい」といったら
おばちゃん「うーん。そうねーコンタクトしてる?」と
私「うん。今日はコンタクト、コンタクトしてたら目薬できないよね?」
おばちゃん「これはね5日連続で使ってその間はコンタクトできない。大丈夫?」って聞かれたので
私「メガネあるし問題ない」と…
おばちゃん「充血以外になんかある?」と聞かれたから
私「そういえば最近目やにがひどいかも」と訴え
おばちゃん「黄色いねばっとしたやつ?」と聞かれて
私「そうそう」
おばちゃん「じゃあこれね。在庫見てくるわ!」

で、おばちゃん「ごめん。在庫ないわ。すぐ近くのSuperdrug知ってる?あそこにあるかもしれないからそっち行って」
と。

仕方なくBootsでは何も買わずにSuperdrugへ
Superdrugには例のプレートがなく
一生懸命探してたら体の大きいお姉さん(失礼!)が
「何ほしいの?」と
私「目が充血してて結膜炎用の目薬をBootsで買おうとしたら在庫ないからこっち来た」と
←商品名を覚えてくるの忘れたので… あのプレートを写メ取らせてもらえばよかった…

お姉さん「目薬どれくらいつかってるの?」
私「え。いや使ったことないの。今回が初めて」
お姉さん「症状は?」
私「充血だけ。あ、それと目やに」
お姉さん「ふーん。」
とバックヤードに戻りさっきの目薬(Bootsで在庫切れだったやつ)をもって
お姉さん「これ、2時間おきに1回さす。2日間ね。で、3日目から3日間は4時間おきにさして。5.95ポンドよー」

と、無事に目薬をゲットできました。

イギリスはNHSで医療費は無料なのだけどGPにかかるまで時間がかかったり(予約待ちが数日~数か月なんてざら)なので
基本Self medication(どっかの(黄色い)薬局のCMであったなぁ…)なのでそんな時に頼るのが
Pharmacyなのです。

ケンブリッジにはいくつかPharmacyがあって、絶対にどこかが開いている仕組みになってます。
定休日をそれぞれがずらしていてどこもやってないよ!ってことはないの。
特にBootsやSuperdrugは全国チェーンでそれこそ日本のマツキヨとかスギ薬局とかユタカ(東海~関西限定?)みたいな立ち位置だからいつでもやってます。

専門のPharmacyに行く勇気はなく(というかBootsやSuperdrugのほうが近いから)Superdrugで解決できたのはよかった。
処方箋を見ると48Hでだいぶ良くなるって書いてあるし
早く治るといいなぁ。

英国留学3回目にして初めて健康事情に迫った感じです。
これもいい経験!


購入した目薬。
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